
20代の転職!第二新卒で大手企業は難しい?~大手企業の採用事情と転職のポイント~
こんにちは!
For A-careerです!
20代での転職を考えている方は、「せっかくなら大手企業に行きたい」「未経験の職種・業種などにチャレンジしたい」という気持ちがあると思います。
しかし、規模の異なる企業への転職や、仕事内容や環境が大きく変わる転職には不安が付きものですよね。。
「選考で落ちてしまうのでは」と悩んでなかなか応募に踏み切れなかったり、入社後に「思っていた仕事と違う」と後悔するのではと悩む人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は!
20代の転職、とくに第二新卒で大手企業や未経験職種・業種への転職についてお伝えします。
20代の転職!社会人が選ぶ転職先ランキングは大手ばかり!
上の表は「社会人が選ぶ2019年人気転職先企業ランキング」です。
1位Google、2位トヨタ自動車、3位楽天などなど、、
1~10位まで誰でも知っている大手企業ばかりですね。
安定志向の強い日本人はやはり、安定して長く働けるイメージの強い、大手企業に転職したいという傾向が強いことが分かります。
20代の転職!第2新卒での大手転職は厳しい?
第2新卒とは
「第二新卒」とは、学校を卒業し一度は就職したものの、
その後1年から3年以内に再び転職活動をする20代前半の求職者を指します。
学校を卒業し一度も就職していない求職者は「既卒者」にあたります。
再び就活を行う理由としては、下記のようなものがあげられます。
① 新卒採用時に希望する企業に就職できなかったため
② 就職後に本当にやりたい仕事や挑戦したい業界が見つかったため
③ 企業情報収集が不十分で就職先がブラック企業だったため
多くの採用企業側は、第二新卒者を「即戦力にはなりづらい」と考えています。
それでも第二新卒採用をするメリットがあり、その採用数は増加の傾向にあります。
第二新卒を採用するメリットとは、第二新卒者は前職で新入社員研修を受けているため、
必要最低限のビジネスマナーや社会人スキルが備わっていることです。
また、社会経験が少なく特定の企業文化の影響が少ないということもメリットです。
第2新卒の採用事情
企業側には採用計画というものがあります。しかし、新卒採用市場の激化に伴い予定人数を確保出来なくなる企業も少なくありません。
また計画通りに予定人数を新卒採用したとしても、若手社員の3割近くが3年以内に辞めてしまうと言われている世の中ですから、企業側も定員数を確保するため積極的に第二新卒者の採用を行なっています。
マイナビ転職によると、2016年の調査で、大手企業から中小企業の約50%以上が第二新卒の採用に積極的であると回答しています。
ここ数年は、売り手市場と言われ、採用企業側の人材不足が続いています。そのため、第二新卒に限らず、中途採用という形で業種経験者・未経験者の採用意欲がともに高くなっています。
20代転職チャンス到来!?大手企業の募集増加!
近年、大手企業の求人募集が増加しています!
その要因には「採用市場の変化」「第二新卒の選考基準」という2点が挙げられます。
「採用市場の変化」についてですが、近年円安やアベノミクス効果を受けて景気が上向きになり、新卒採用に意欲的な企業が増えてきています。2016年は大卒者就職率が97.3%と過去最高値を記録するなど、史上空前とも言える売り手市場になっています。
また、先ほどもお伝えしましたが、新卒者の離職率も高い状態が続き「約3割が3年以内に辞める時代」と言われています。そのため、大手企業や人気企業でも若年層の人材不足を補うため、新卒に近い第二新卒の採用が活発になっているといえます。
次に「第二新卒の選考基準」についてです。
一般的な中途採用では企業が求めているスキルや実績が十分にあり、入社したらすぐに活躍できる即戦力の人材が期待されます。いわば「実力」が選考で重視されるのです。
しかし第二新卒は、社会人経験が浅い分、スキルや実績というよりも新卒と同じように「ポテンシャル」や「やる気」も判断材料になるようです。
若年層の需要の高まりと、「第二新卒」の間ならではの選考基準により、第二新卒が大手企業や未経験の職種・業種に転職するチャンスが広がっていると言えます。
20代の転職!大手企業から内定をもらうためには?
新卒で就職活動を行い、希望していた大手企業への入社が叶わなかった場合、第二新卒の転職で今度こそ大企業へいきたいと望む人も多いかと思います。
いくら人材不足で採用側にとって厳しい状況が続いていると言っても、大企業の場合は少々状況が変わってきます。そもそも第二新卒の採用枠は、採用計画の定員割れを補うために行われるものです。
大企業の場合、まず内定数が割れることはありません。そのため、大企業に新卒入社した若手社員の退職数が多くない限り第二新卒の募集は行われないということになります。
上記の理由から、第二新卒で大手企業へ転職するのは比較的難しいのですが、
転職エージェントを利用した場合、それが可能になることもあります。
エージェントにはさまざまな求人情報があります。その上、企業へ営業をかけて新しい求人を獲得することもあります。また大手企業の場合、採用数が大規模で社員の入れ替わりも多いところが少なくありません。
第二新卒で大手企業への転職を希望するのであれば、まずは転職エージェントに登録して担当コンサルタントに相談するところから始めてみることお勧めします。
20代の転職!~気を付けるべき大手企業への転職ポイント~
先ほどもお伝えしましたが、やはり大手企業や人気企業は応募者が多くなる傾向にあります。
多くの応募者の中から、自分を選んでもらうためには、、
応募書類をしっかり記入してから応募することが大切です。
空白の項目が多いと手を抜いているような印象を与え、応募企業への本気度、仕事の丁寧さともに疑われてしまうかもしれません。
また、転職理由や志望動機も、採用担当者にとって納得のいくものでなければ書類選考は通過しません。
だからこそ、応募の前段階から「なぜ転職したいのか」「本当にやりたいことは何か」についてしっかりと考え、作りこんでから応募しましょう。
そして、当たり前のことですが、第二新卒の場合「ビジネスマナーや社会人としての基本が身に付いているか」も、選考中によく見られるポイントです。
応募書類や採用担当者とのメールやりとりの中でケアレスミスがないか、正しい敬語や失礼のない言い回しができているかなど、常に「評価されている」と気を引き締めて対応しましょう。
ビジネスマナーや履歴書の書き方・内容に自信がない場合は、1人で考えるのではなく、転職エージェントを使うなどして、しっかりと添削してもらいましょう。
転職に関するお悩みや相談がございましたら、お気軽にご相談ください!