
【20代の転職】未経験の職種にキャリアチェンジ!タイミングは?
こんにちは!
"働き方改革"や"年功序列の崩壊"で転職が当たり前の時代になってきましたね。
普段、求職者の方とお話をする中で、キャリアチェンジするために転職を考えている方が多いと感じます。
未経験の職種、業界に挑戦することは、勇気のいることですが、これを機に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
転職で現在と違う職種を希望しているのは41%!20代は約6割がキャリアチェンジを希望。
20代~50代の方を対象に採ったアンケートでは「次の転職では、今と同じ職種と今と違う職種どちらを希望しますか」と伺ったところ、41%の方が今と別職種を希望していることがわかりました。年代別で見ると、年齢が若いほうが別職種にチャレンジしたいという回答が多くなっています。
チャレンジしたい理由としては
- やりたい仕事に挑戦してみたい
- キャリアアップしたい
- 将来への不安
といったコメントが多く挙げられました。
このように今キャリアチェンジを考える方が増えてきてます!
まずはキャリアチェンジの定義からお話させていただきます。
キャリアチェンジとは?
キャリアチェンジとは、未経験の業界や職種に転職することだけを意味するのではありません。キャリアチェンジの種類やキャリアアップとの違いをお伝えします。
キャリアチェンジの種類
基本的には、未経験の業界や職種への転職がキャリアチェンジです。業界と職種のどちらかだけを変える場合も、キャリアチェンジといいます。
<業界も職種も未経験の転職例>
- 総合商社の購買から金属メーカーの人事
- 塾の講師から人材会社のキャリアアドバイザー
- 建設会社の総務からIT企業のシステムエンジニア
<未経験の業界へ経験のある職種で転職する例>
- 不動産会社の営業からECサイト運営会社の営業
- 大型電気店の販売員から生命保険会社の販売員
- 人材派遣会社の経理から専門学校の経理
<経験のある業界で未経験の職種に転職する例>
- Webサイト制作会社のエンジニアからWebサイト制作会社のコンサルタント
- 製薬会社の医薬情報担当者(MR)から製薬会社のマーケター
- 広告会社の広報から広告会社の企画営業
キャリアアップとの違い
キャリアアップとは、転職などによって自分の役職や地位、市場価値、待遇などを上げることを意味します。業界や職種を変えるキャリアチェンジとは違い、それまでに経験のある業界や職種で、より高いポジションを目指すのが特徴です。
ひとつのスキルを高めること、さまざまなスキルを身に付けてキャリアの幅を広げること、資格を取得して仕事に活かすことなどもキャリアアップに含まれます。
転職をせず、勤務する会社内で管理職などに昇進・昇格するのもキャリアアップです。
キャリアチェンジのメリットとデメリット
メリット
キャリアの再構築が可能になる
キャリアチェンジは、学生時代の就職活動時には見えなかった「自分の本当にしたいこと」を実現させるよい機会になる。また、就職時に様々な事情で不本意な職種に就いていた場合、キャリアの再構築が可能となる。
デメリット
多くのものを「捨てる」覚悟が必要
あなたの夢をかなえるためには、そのストレスや代償も大きい。そのため、キャリアチェンジを決断できる人は、実際にはそう多くはない。
20代と30代以上のキャリアチェンジの違い
キャリアチェンジをするにあたって、20代の若いうちがいいのか、経験を積んだ30代以上のほうがいいのか、迷ってしまう人もいるかと思います。
それぞれのタイミングでのキャリアチェンジは、いったいどんな意味を持ち、どちらがチャレンジしやすいのでしょうか。
年代によってキャリアチェンジの意味合いが異なります。事実上、一からのスタートになる場合は、20代のほうが有利といえます。
第二新卒が転職しやすいタイミング
キャリアチェンジは、20代のほうがハードルは低いといわれています。未経験採用となると、指導するための時間や労力が必要となります。そのため、多くの企業は、長く働く可能性があり、吸収力が比較的高い若い世代を優先して採用します。特に、就職してから数年間の社会人経験がある第二新卒は、年齢も若く基本的なビジネスマナーが備わっているため、成長性や柔軟性があり、企業からのニーズも高い傾向となっています。
未経験業界や職種でまだ生かせる経験やスキルが少なくても、ポテンシャルを重視して採用する企業は多いため、20代で転職するのであれば社会人としての基礎があること、新しいことも吸収しやすい第二新卒が転職のチャンスといえるかもしれません。
経験が生かせる職種選びが大切
ある程度経験を積んでからのキャリアチェンジは、やる気や成長性を見込んで採用される20代と違い、「経験や知識を生かせるかどうか」が重要となります。未経験の業種の場合、企業側が求める即戦力となるのは難しく、収入が下がるリスクもあります。しかしながら、社会人として経験力の高さから、20代の若手には担えない役割が期待できるのも事実です。職種を選ぶときには、これまでの経験をどう生かせるかを考えてみましょう。
また、キャリアチェンジに向けて必要な経験を積むために、現在勤務している会社内での担当変更や異動、新規事業の責任者ポジションを視野に入れることもおすすめします。また、昨今では「パラレルキャリア」が注目され、導入している企業も増えています。スキルアップや社会貢献といったことが主目的になるので、社内でのチャンスがなければ、パラレルキャリアを通しての挑戦も検討してもよいかもしれません。
キャリアチェンジのチャンスは20代から広がっている
未経験業界や職種に転職するキャリアチェンジは、勇気がいることですが新しい発見が期待できます。「今の仕事を本当に続けていきたいのか」「自分の理想のキャリアプランに合った職種はどんなものか」など悩んだときは、キャリアチェンジについて考えてみてはいかがでしょうか。
20代、30代それぞれにアピールポイントがありますので、何かを始めるのに遅すぎることはありません。自分がより高いモチベーションを持って成長することができる仕事を探してみることが大切です。
これを機会にキャリアチェンジも考えてみてはいかがでしょうか?
転職をするか悩んでいる方も是非ご相談ください♪