
転職理由ってどう答えればいい?~20代の転職理由ランキングと回答のポイント~
面接や履歴書で転職理由を伝えるときって、本音を言っていいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
まずは、20代の転職理由のランキングを見てみましょう。
20代の転職理由ランキング
転職理由の1位は「他にやりたい仕事がある」と前向きな理由でした!
また、5位以下になると「専門知識・技術力を習得したい」「市場価値を上げたい」などポジティブな理由が上がっています。しかし、2位から4位は「給与に不満がある」「残業が多い・休日が少ない」「会社の将来性が不安」と、ネガティブな理由が占めています。
6位の「土日祝日に休みたい」も含めると、会社への不満に対する転職理由が約半数を占めています。
履歴書や面接で転職理由はそのまま伝えても大丈夫?
20代転職理由ランキングからもわかるように、転職希望者の中にはネガティブな理由により、転職を考えている人がたくさんいます。
もちろん、「給与に不満がある」「残業が多い」などの理由もしっかりとした理由ですが、そのままネガティブな理由を伝えると、会社側からしたら不満ばかり述べて、「何も解決策を考えない人だな、、」と思わる場合があります。
そこで!不満点を転職後の前向きな目標に転換して盛り込む必要あります。現在の職場を退職する理由について、しっかりと志望動機に反映させましょう!
転職理由を答える時のポイント
1. 具体的に詳しく説明する
転職理由は具体的に説明しましょう!
「環境が自分と合わなかった」「やりたい仕事ではなかった」といった曖昧な理由では好印象は与えられません。
具体的に、どの点が自分に合わなかったのか、どのような仕事がやりたかったなどを、事例を交えつつ説明するようにしましょう!
2.志望動機との一貫性
本当に入社を希望している人は、前の職場を辞めた理由と志望動機に一貫した流れがあり、それが納得できるものです。
逆に転職理由と志望動機に明らかに矛盾があれば、別の転職理由があるのではと思われる可能性があります。
そのため、転職を考えてから実際にその企業を志望することになったプロセスや流れを、一貫したストーリーとして説明できるようにしておきましょう。
3.嘘の転職理由を作らない
内定をもらうために、うその転職理由を作り上げてしまう人が少なからずいます。
しかし、転職理由を答えるときに嘘はつかないようにしましょう。
転職を決意した以上、前職に何らかの不満や不安があったことは、採用担当者も十分にわかっています。
伝え方に気をつける必要はありますが、基本的には転職理由は嘘をつかずに答えるようにしましょう!
たとえ嘘の転職理由で内定をもらったとしても、転職後に本当の転職理由に当てはまるようなことに陥った時、また企業への不満が溜まり、転職を考えてしまうかもしれません。
それでは、自分にとっても企業にとってもマイナスにしかならないので、嘘はつかないようにしましょう!
4.言わないことは前もって決める
嘘はつかない方がいいとお伝えしましたが、会社を辞めようと思った理由を何から何まで打ち明ける必要もありません。
転職理由は、応募企業への転職によって解決されることに限定したほうがいいでしょう。
応募企業でも想定される状況や、漠然と感じていただけの不満は「言わない」と決めて面接に挑みましょう。
面接官は転職理由から「応募者が入社後にすぐに辞めてしまわないか」を見極めようとしています。
そのため、応募企業で想定される状況をあえて転職理由として挙げるのは大きなリスクですので、気を付けましょう。
5.志望動機と転職理由には一貫性を持つ
キャリアプランや、人生において働くことの目的と、転職理由に一貫性がとれていることも重要なポイントです。
転職は自分が理想としているキャリアプラン・働く目的と現状とのギャップを埋めるための手段だからです。
転職理由は、「現職・前職の嫌だった点、不満に思ったこと」ではなく、「自分の理想とするキャリアプラン・働く目的を実現するために最適ではなかった事柄」という視点で考えてみましょう。
先ほども転職理由を話すときはポジティブに言い換えるのが良いお伝えしましたが、このように転職理由を考えると、自然と前向きなものになっていきます。
面接官が転職理由を聞く目的とは?
先ほども少しお話しましたが、転職活動の面接で面接官がチェックしたいのは
「応募者が自社で活躍してくれそうかどうか」
「応募者が入社後にすぐに辞めてしまわないか」
という2点です。
「応募者が入社後にすぐに辞めてしまわないか」を見極めるために、
「なぜ転職しようと思ったのですか?」「
どうして今の会社を辞めようと考えたのですか?」
といった転職理由に関わる質問をしてくるのです。
第一に面接官は、応募者が語る転職理由と自社で起こりうる状況と照らし合わせて、自社との相性をチェックしていると考えるといいでしょう。
もうひとつ評価の対象となりやすいのが、転職理由となった現職・前職での不満や不安を、自身で改善・解決するための行動を起こしたかという点です。
どのような組織にも欠点はあります。その欠点を補うひとりとしての自覚を持っていること、アクションに移せることも見極めようとしています。
そのため、
「上司が嫌な人だった」
「給料が安かった」
などと、不平や不満だけを述べてしまうと、組織の一員としての責任感が乏しくすぐに逃げ出してしまう人というイメージを持たれてしまう可能性もあります。
エージェント会社を使おう
転職理由をそのまま伝えてはいけないのは分かったけど、、
書き方とか面接の答え方がわからない、、
そんな時は、エージェント会社を使いましょう!!
エージェント会社は仕事の紹介だけではなく、履歴書の書き方から、面接対策までやってくれるところもあります。
For A-careerも丁寧に書き方、話し方から教えていくので、転職を考えている人は是非一度ご相談くださいね!